海外ネイルコンテストに橋渡しでネイリストの価値を高める活動とは?

 

ネイリンピョンスペイン2025。今年も『YUBIHIME KEIKO』として国際ネイル審査員に任命されました!

2023年のスペイン大会から始まり、2024年にはポルトガル大会と『日本のネイリストを海外コンテストへ橋渡し活動』も3年目に突入です。

円安のこの厳しいご時世・・・なぜワタシがヨーロッパまで審査員のお仕事を無償で行っているのか。今日はここに詳しく書いていきたいと思います。

有名ネイルテクニシャン達がネイリンピョン審査員として集結!!

今年もベトナムからニャラン(あだ名・上から2段目の左から3人目の審査員)が来ます。ネイル業界が急成長しているベトナムで、ニャランはトップネイル講師、スクールやネイルサロンを経営しています。

そんなニャラン率いるベトナムの強豪選手がまたスペイン大会に腕試しにやって来るのです。2023年のスペイン大会では入賞を総なめにした『ゆび姫ネイルスクール(日本)』でしたが。昨年、スペインとポルトガルの大会でベトナム勢に入賞をかっさらわれてしまいました・・・涙。

ニャランとは仲良しなんですけどめちゃくちゃ悔しいです。日本の選手をもっと強くしたい・・・。じゃあ、最初からベテランネイリストを挑戦するように促せば早い話なんですが。

んんん〜。それじゃ日本は変われない。今までにない型破りな方法を成功させる為には、宝石の原石みたいな埋もれてるネイリストの力が必要なんです!!

日本のネイル業界はもっとアートに目を向けるとまだまだ伸びる市場なのに勿体無い。ワタシは海外の視点から日本のネイル業界を見ているので日本のネイリストのアーティスト性や感性の欠如、ネイル業界全体からくる技術の遅れがよくわかります。

日本と世界の違い・ネイルの技術やネイリストの価値

スペイン、バルセロナからコンテスト会場があるマドリッドまで車で約1時間半ほど。仲良しのジュディ(ワタシの左横・バルセロナ)も審査員としてやってきます。今年も彼女に会えるのがとても楽しみです。

ジュディはバルセロナでネイルサロンを経営する人気のネイルテクニシャン。彼女のお客様に対するカウンセリング力は素晴らしいです。

昨年ワタシはバルセロナのネイルサロン、ジュディのサロン施術を体験してきました。リアルな感想はというと施術時間が短く簡単で、日本の技術よりもかなり進んでいました。

そして日本と一番異なる部分は、お客様よりもネイリストの方に主導権があるということ。お客様達はスタッフに『おまかせ』してネイルカラーやネイルアートを楽しんでいました。日本よりスペインの方がお客様の多様性にとてもよく対応できていると実感しました。ジュディは爪の造形や構造分野のネイル講師も務めており、長さだしを好んでお客様も多くご来店されているようです。

ジュディのお店には口コミやSNSを見てご来店される方もいるようですが、やはり地域密着型の接客。ご新規のお客様もスクール希望者も自身の目でちゃんと雰囲気を確認し、ジュディの人柄を気に入ってご予約される方が多かったです。リアルに肌で感じたいスペイン人の国民性に日本との違いがあると感じました。

日本ではネットが普及し、量産型や時短、手っ取り早く売り上げを上げたい傾向にある為。ネイルサロンでは人と人とのつながりが軽薄になっている現状があります。日本のネイリストたちはもっと今以上に心のこもった技術や接客を大切にしなければ生き残れないと感じました。

審査員にはトップネイル講師陣やネイル経営者、インフルエンサーネイリストも‼︎

その他、仲良しなのはプエルトリコ🇵🇷一番下の左から二番目のイリア。マーリー(白黒写真・スペイン)、ビトー(男性・ポルトガル)、のえみちゃん(ビトーの左横・スペイン)、イヴァンガ(一番下の右から二番目・イタリア)など錚々たるメンバーです。

そして昔からのベテラン審査員としてマリエッタ(左端で上から二番目・スペイン)が。彼女はムードメーカーで下ネタが大好き、いつも笑わせてくれるので会うのが楽しみになります。

その他、新しい審査員が加わったりと今年も頼もしいメンバーの顔ぶれです。それぞれ国によって流行やデザイン、好きな傾向がさまざまなので情報交換が楽しみです。

YUBIHIMEとして国際ネイル審査員の顔とは?

・・・さてさて、有名なネイルテクニシャンの中にどうしてワタシみたいなちっぽけなネイリストがいるの?と自分でも不思議に思ってしまいますが。国際ネイル審査員としてまだ経験が少ないワタシは先輩審査員たちの動向に常に目を光らせ。言葉が通じないのもありますが、テレパシーみたいなアンテナをはって終始過ごします。言葉がわからないからこそいつも笑顔、一番底辺だから失敗を恐れない。わからないことも恥ずかしがらず何でも聞くようにしています。そんなワタシを知ってか知らずか?みんながいつも優しく支えてくれます。だから毎年行きたくなっちゃうこの場所に!

ここだから言える海外ネイルコンテストの必勝法とは?

何をかくそう・・・海外ネイルコンテストの必勝法は審査員の好みを探ることが実はめちゃくちゃ大事なんです。毎年スペインにワタシが来ることを知った現地のコンペティター(選手)たちは、ワタシの好みをかなり細かく分析してきます。だからか?いつも変な立体アートを作ってアピールしてきますw。

インスタグラムで見たワタシの作品を真似してたりするので、とても可愛いく感じます。YUBIHIMEのコアなファンは嬉しい限りなんですけどね。どうして外人さんばっかりにワタシって人気なんでしょう。。。?全くの皆無と不思議ばかりです^^

YUBIHIMEがコンペティター挑戦者だった頃のお話・・・

ネイリンピョン2018年・海外ネイルコンテスト会場の様子

これはファンタジートータルルックネイルアート部門のフロア競技の様子です。手前には宇宙服のモデルが・・・。後ろの白いカツラがワタシのモデル(母)です。

ちなみに今年のファンタジートータルルックネイルアート部門にはワタシの愛弟子が出場予定です。今現在みっちりレクチャーを受けています。本当はここでそのアート制作の様子を掲載したいところですけど、コンテスト開催日までSNSなどに作品はUPできない決まりなので、当日までお楽しみに・・・。

ファンタジートータルルックネイルアート部門とは?

YUBIHIMEは2017年1位、2018年2位、2019年2位とこの部門(Div.3)で3年連続入賞した実績があります。トータルルックというネーミングどおりネイルアートだけじゃなく衣装、ヘアメイクなど全身コーディネートで競技される部門です。

ピエロの写真は自分の作品に自分でモデルをした時のものです。

「最高峰ネイルアート」の競技はまるでハロウィンパーティの仮装大会♪

鬼婆イメージ:妖怪の百鬼夜行3Dネイルアート
鬼婆のイメージは母がモデルだからできたもの。(左)友達のジュディ
ワタシのモデル(母)は奥から三番目
日本昔話のイメージ:ダルマ3Dネイルアート
日本昔話イメージ:モデル弟(2017)
猟奇的なピエロイメージ(2019・ゆび姫モデル):マルタ(右・ライバルの作品)

ネイルアートとは爪の中だけにアートするだけじゃありません。

『こんなネイルアート、いったい何になるの?』ってよく聞かれますが・・・。

『無駄なネイルアート!こんなに大きなネイルアートをしても生活できないじゃん!』って言葉をよく浴びせられますが、コレ!実は。サロンワーク(お客様に施す)で使うネイルアートの技術がたくさん詰め込まれているんです。

こんなすごい技術はほんの一握りのネイリストしかできない技術です。この技術の一コマでもお客様の目の前で施すとどうなるか?お客様は一気に感動し尊敬の眼差しになります。

『おまかせ!』とネイリストに全てネイルアートの主導権をお任せしていただけるようになります。

日本のネイル業界の裏事情を知ってますか?

今、巷ではネイリストはワンサカあふれているのをアナタは知っていますか?猫も杓子もネイリストと言われる日本のネイル事情・・・。

働き方改革の煽りを受け、悪徳ネイルスクールが簡単に副業でホームネイルサロンが開業できる、ネイルチップ作家になれる!との売り文句でフリーネイリストが増加しています。ですが実際はネイリストという職業はそんなに簡単に稼げません。副業とはもってのほか!本業にしてもめちゃくちゃ難しい職業なんです。

一方、YouTubeやTikTokなどで無料動画を見て簡単なものなら、誰でもネイル技術が習得できてしまう。さらに100均やシーンなどで安価に材料が手に入るのも重なって・・・セルフネイラーも増加傾向です。

そんな煽りを受け多くのネイルサロンが潰れ、絶賛のネイリスト大不況、大暴落しそうなのが今の日本ネイル業界なのです・・・。

もうネイリストの価値が下がりに下がっている・・・

現在、ネイル技術の価値が低下しているのを肌で感じているネイリストは多いと思います。

先日もワタシの生徒さんでジェルのワンカラーに施術2時間かけて¥2500でやっていると。こんなに値下げしてもお客様が来ないとのお悩み相談を受けました。

家賃代、材料代、時給、差し引いたら?いったい?いくらも残らない・・・その上悪い口コミを書かれてネイリストの価値はどんどん低下してます。

なぜだと思いますか?こんな深読みなんて皆さんしないですよね。ネット上の口コミだけを見てご来店されるお客様はネイルアートの画像をネット上で探して、一番安い近所のネイルサロンに持ち込みします。そのネイルアートが描けないと悩んでいるネイリストが多くいるのが現状です。これを読んでいるアナタもその一人かも・・・?

ネイルの技術・ネイリストの価値を高めることができるのは最高峰ネイルアートだけ!

こんな大きなネイルアートの裏には長===いネイルチップがある・・・

ワタシはコンペティターになる前(海外コンテストに挑戦する前)から、小さな個人ネイルサロンを運営しファッションとネイルアートのコーディネートの必要性を知っていました。カウンセリングしながらお客様にぴったりのネイルアートを施すと。また次回もご来店に繋がります。

『自分だけの特別なネイルアート』を身につけたお客様は友達や周りに自慢したくなるので自然と口コミにも繋がります。

さらにコンペティターとして海外コンテストに挑戦するようになってその紹介は右肩上がりになりました。サロンの入り口には看板もなくホットペッパーなどの広告媒体に掲載しなくても、勝手にお客様の方から探してきてくださるようになり、施術代を値上げしても納得してご予約される方達ばかり。

そしてなぜか『ゆび姫ネイルサロン』には自然と時間とお金に余裕がある方ばかりが集まってくるようになりました。またそういうお客様はマナーがある方たちばかりだったので働きやすくなり自分の自由な時間で海外コンテストのアートに力を入れることができました。

そうするともうその頃はご予約を会員制に制限して、常連のお客様を大切にしながらスクール経営で売上は右肩あがり・・・。

それでもアナタは『こんなネイルアート、いったい何になるの?』って言えますか?

ワタシが『こんなネイルアート、いったい何になるの?』と聞かれたらこう言うようにしています。

『このネイルアートでお客様や生徒さん達が向こうから勝手に集まってくるんです!ネイルアートを極めたらこんなのが作れちゃうんですよ〜^^』と。

サロンに飾る海外コンテストのメダルや賞状は、日本の検定試験より自分に自信をつけてくれますし。海外コンテストのアートを作っていると色んな技術が身につき自然と感性も磨かれます。何より、そのアーティスト性に惹かれたお客様が勝手に向こうからやってくるようになるんです。

ネイリストの価値を高めることができるのは、この『最高峰のネイルアート:ファンタジーネイルアート・トータルルックの技術ありき』だと実感しています。これは海外コンテストで認められた『唯一無二の技術』でYUBIHIMEにしか教えれないメソッドです。

ネイリストなら爪だけを見てネイルアートしてはいけない。なぜならネイリストである前にアナタはアーティストだから!

『ワタシは着物が好きだから着物に合わせてネイルアートを創ることができる!』をウリにしています・・・。日本人だからこそ面白いネイルアートが生まれると信じていて。アーティストとして人ができない技術を披露するからこそ、プロとして威厳や尊敬が生まれると思います。

ネイルアートに『思い』や『意味合い』を込めるからこそ『価値』が生まれる・・・だからお客様はまた来たいと思うし、誰かに紹介したいと思う(または誰にも教えたくないネイルサロンになるw)。

ワタシは身をもってそれらを経験しました。

ネイルアートは人を惹きつけてやまない・・・ネイリストの価値を高めることができる!ただのネイリストからネイルアーティストに変身できる魔法なのです!

YUBIHIME流の海外ネイルコンテストへの橋渡し活動とは?

全く同じものを描くだけなら写真やシールやプリンターでもいいって思いませんか?全く綺麗に同じように描いたものを教える素晴らしいトップネイリストはたくさんいます・・・。

でも、YUBIHIMEはそれをレクチャーしたいんじゃない。ゆび姫ネイルスクールではネイリストの価値を高めるお手伝いをするだけ、海外コンテストへの橋渡しはこんな深い理由があるんです。

ワタシだからできる事はこれしか無い。『思い』や『意味合い』をアートに込めることを教えたい。狭くてもいい、限られた人だけ。ほんの一握りのネイリストでいい。深く密に最後に生き残るネイルアーティストを育てたいと思っています。